肺がんステージⅣでした。見つかった時はすでに気管支まで腫瘍が広がっており、窒息寸前でした。ステント挿入後に抗がん剤治療と放射線をしました。一年の治療を経過し、サルベージ手術までこぎつけて原発巣を摘出、手術後にはがん細胞は見当たらない状況になったと話がありました。現在は、3年以上経過しており、経過観察中です。
免疫チェックポイントと阻害薬と放射線治療を同時におこなったことが私の場合はよかったようです。
先生からは、「すべての治療において死ぬかもしれない、余命をさらに短くするかもしれない。」と説明を受けました。しかし、治療をしなければ死んでしまうのだったらやれる治療は全てやりたいと考え、できる限りの治療ができたと思います。
治療もすべてを医師に任せるのではなく、自分でも調べて医師と相談して進めていきました。わがままを聞いてくださった主治医には感謝しかありません。
ただ治療に副作用はつきものです。副作用の影響が私生活に出た時もありました。最善に期待して最悪に備えて治療に望むのがいいと思います。良いことばかりを期待していると最悪な事態になった時に身動きが出来なくなります。
再発についても、今でも可能性がゼロになったわけでは無いです。現在でも、常に可能性はあると考えています。
とにかく自分自身のことは完全に人任せにするのではなく自分から探して見てください。そして相談してください。治療は医師や病院スタッフ、家族全員で向かっていくものだと思います。