みんなの体験談
生きていることに価値がある
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治療中の方
2019年5月掲載
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男性:50代
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肺腺がんⅣ期(ステージ4)と診断。
リンパ節、脳、副腎に転移がありましたが、遺伝子検査で分子標的薬が使えることがわかり、幸いなことに、その薬が効きました。その後、「効かなくなってます」という話があり、また別の分子標的薬での治療を続けていましたが、ある日急性心筋梗塞を起こしてしまいました。このときは「死ぬ気はまだしなかった」です。
治療は続けていましたが、腰痛に悩まされるようになり、PET-CT検査で腰椎骨転移がみつかりました。神経圧迫のため、また入院。手術を余儀なくされました。その後脳転移治療のためにいったガンマナイフセンターで、ある医師(放射線科医)と出会いました。
症状、画像の詳しい説明、その医師自身の意見を聞かせてくれました。こういう対応は今までなかったので、またガンマナイフが必要なら、今の主治医からその放射線科医を紹介してもらおうと思っています。現在、抗がん剤4クールと骨転移への放射線療法を終えたところです。
どんなにカッコ悪くても、恥知らずでも、生きていることが価値あるんです。
ショーケンみたいにはなれない、いやならなくたっていい。
ともかく生きてやる!