みんなの体験談
10年20年前ならすでに私は存命していなかった
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治療中の方
2022年11月掲載
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男性:50代
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首筋に何か腫瘍が出来てきたので、町医者で診察を受けたらその場で紹介状を渡されて、市民病院で検査を受けました。
ある程度覚悟はしていましたが、検査の結果はまさかの原発性肺腺がんステージⅣと診断されました。
私の場合、標準治療は分子標的薬でした。幸いにもこの薬が良く効いて副作用も少なく、月1回の通院をしながらトラックドライバーを続けていました。が、直近のMRI検査で転移性脳腫瘍が発見されました。しかし、今の医療は凄いんですね。3cmくらいのリング状の腫瘍1カ所と1cm以下の腫瘍5カ所を4日間のガンマナイフ治療で退治出来ました。
ただ、この治療で薬をしばらく飲み続けなければならないので、仕事への復帰は当分無理のようです。
10年20年前ならすでに私は存命していなかったでしょうが、今時はがんと診断を受けても、全然希望は持てると思うので、卑下する事なく頑張りましょう。