みんなの体験談
がんと立ち向かうだけの力を現代医学は持っていると強く信じています
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経過観察中の方
2022年3月掲載
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男性:50代
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先日、定期検診を終えて「問題なし。これで5年が経ち一区切りつきましたね。」と主治医からいわれました。この言葉を聞いた時、やっとがんから生還できたと強く思いました。家内と一緒に診察を受けていたので、長くつらい日々から脱却できた喜びも深く感じました。
私は、40代最後の年にがん宣告され、ステージはIIIB。「手術はできなく、抗がん剤と放射線で治療します」といわれた時は目の前が真っ暗になりました。
当時付き合っていた彼女とはけじめをつけるために入籍し、新婚と同時に肺がんと闘うべく入院となりました。
抗がん剤2回、放射線照射30回を受けきって、5センチあったがんは体内から姿を消しました。本当に稀なことだったのかもしれません。
がんから5年が経ち、周りの状況もすっかり変わりました。同居していた父親は老人ホームへ。5年前は元気だった愛犬もすっかり年老いました。
がんに罹っても現代医学と主治医を信じて、家族と力を合わせてがんと向き合っていければ、きっと先に光明も見えてくると信じて生きていって欲しいです。
私の仕事の友人も肺がん、もう1人は膀胱がんに罹患しましたが、2人とも手術を受け回復しています。