みんなの体験談
1度きりの愛おしい人生を大事にしたい
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治療中の方
2022年3月掲載
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女性:60代
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健康診断を受診した。届いた結果通知には、右肺に影があるため、要検査と記載されていた。間違いだと思ったが、念のために大学病院を受診した。レントゲン、CT、PET検査を受け、肺がん疑いがあり。気管支鏡検査で肺組織を採取した。
結果は非小細胞肺がん。腺がん。ステージIB。
この頃は現実を受け入れたくなかった。仕事を辞めた後も、検診を受け肺がんマーカーも追加して受けていた。異常値は出なかった。私は母を肺がんで亡くしており、色々頭の中が渦巻いて、整理が難しかった。抱えきれずにいた時に以前の職場に行き、仲間に自分の現状を話したら、少し落ち着いた。
こちらのサイトで皆さんの闘病や前向きな話を読んで、とても癒され勇気が少しづつ湧いてきた。みんな凄いエネルギーを持っており、強いなと感じた。
先生にロボット支援下での、右上葉切除とリンパ節郭清の手術を提案された。とても仰々しい機械で私どうなるの?と不安しかなかったが、周りの友人が、先生達はプロで今の医療は本当に進んでるよ!と励ましてくれた。検索すると、ロボット支援の良いところも見ることができた。
手術を受ける決心をして、手術をおこなった。手術の翌日から歩く必要があった。しんどかった。術後6日で退院した。手術でとった組織の検査の結果が出るまで1カ月ほどかかるらしい。
不安ではあるが、自分ではどうする事も出来ず、結果が出たらその時々にどうしたらいいのか、最良の方法を考えて行きたいです。
1度きりの愛おしい人生を大事にしたい。