みんなの体験談
愛する人と100まで生きたい
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治療中の方
2020年4月掲載
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女性:60代
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毎年受けている市区町村の健康診断で肺に異常ありといわれ、大学病院で気管支鏡の検査を受けました。その結果、右肺下葉部に30ミリ弱の扁平上皮がんが見つかりました。ステージIAという早期発見でしたが、告知の時にはあまりのショックに持病のうつ病がかなりひどくなってしまいました。
すぐに入院、そして手術。朝、看護師さんとふたりで手術室に向かうときも、6時間後に目覚めるのかと、いろいろな不安でつらかったです。
恋人がいますが、ひとり暮らしのせいで、今でも再発や転移の恐怖で考え込み、泣き叫び、つらい毎日です。
笑うことは免疫力を高めるよ、と先生が言ってくださいました。
手術から15カ月、無理しても笑顔を作っています。毎朝目覚めた時、今日も生きるぞと思います。がんに勝ちたい!愛する人をもっと愛したい。その人に笑っていてほしい。1日でも長く、愛する人と100まで生きたい。