みんなの体験談
暗く生きても楽しく生きても一日は一日。
-
ご家族の方
2019年12月掲載
-
女性:50代
-
今年2月の人間ドックで主人にステージ3の肺がんが見つかりました。家族と会社の為だけに生きてきた主人にこんな理不尽なことがあるのかと絶望しました。主人ががんになったのは全て妻である私の責任だと毎日自分を責めました。なぜもっと早く気づかなかったのか。何度か禁煙をすすめて主人とケンカをしましたが、いつも私が諦めて禁煙できずにいました。あの時もっともっとぶつかりあってでも禁煙をさせればよかった。休肝日を作れば良かった。もっと食事に気を配るべきだった、と自分を責め続けました。でも、最近、少しずつ前向きになることができてきました。主人の「俺はまだ死ぬわけにはいかないんだよ」(末娘とバージンロードを歩く)の一言を聞いたとき、よし、私も主人と諦めずに生きていこうと決心しました。暗く生きても楽しく生きても一日は一日。医学は日進月歩です。皆さん、楽しく生きていきましょうね。