みんなの体験談
ブログをきっかけに生きる力をもらった
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治療中の方
2017年10月掲載
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男性:30代以下
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自分の肺がんが見つかったきっかけは、会社の健康診断で肺に影があるということで、精密検査の必要があると判定が出たことでした。
大丈夫だろうという気持ちで検査をすると、まさかの肺がんステージⅣの宣告を受けました。
転移は縦隔リンパ節、鎖骨上リンパ節、左肋骨、脳と正直いつの間に、何の前触れもなく何でこんなことになってしまったのだろうと、取り返しのつかない事態に目の前は真っ白になり、もはや生きる力すら失って、家で夜が来る度に不安と恐怖と辛さと悲しみで涙していました。
そんな中でも生きるすべは無いのかと、ネットでの情報や同じ病で闘病されている方々のブログを見ていると、幅広い世代の人たちが闘病しながら楽しくブログを書いているではありませんか。
そんな方々の勇姿を見て自分もこのままではダメだと思い、初めてブログを書いてたくさんの同病の方々と励まし合い、助け合い、分かち合って色んな情報交換をしながら前を向いて病気に負けてたまるかと立ち上がる事ができました。
肺がんステージⅣと宣告され、治療を続けてきましたが、今でも抗がん剤をして副作用とも上手く付き合いながら元気に仕事をしています。
そして今でも患者会などを通じて同じ病気の方々と繋がりたくさんの方たちと共に支え合いながらポジティブに生きています。
自分はブログという1つのきっかけから生きる力をもらい、今もこうして明るく頑張れてます。
だから自分も同じ病気の方々が一人で苦しまないようにするためにも、仲間との繋がりの場を大切にし明るい未来へ希望を持ったポジティブな気持ちを伝えていきたいと思います。