肺がんの緩和ケア
肺がん患者および家族のケアについて
肺がんの緩和ケアについて
緩和ケアとは、がんと診断されたときから患者さんが感じるさまざまな不安や苦痛、たとえば体の痛みや不快な症状、心に感じる苦しみ、社会生活を営むうえでの不安、経済的な不安などをやわらげ、患者さんがよりよい生活を送れるようケアすることです。また、患者さんだけでなく家族も同様に苦痛を抱えているため、ケアが必要です。
緩和ケアは、病期や治療の経過にかかわらず、患者さんと家族がつらいと感じるときにおこなわれるものです。緩和ケアをおこなっているのは、緩和ケア病棟、緩和ケアチームによる入院中の診療、緩和ケア外来、在宅治療中の訪問看護や在宅緩和ケアなどで、患者さんの状況に応じて受けることができます。
緩和ケアについての詳細は以下をご覧ください。
監修:日本医科大学 呼吸器内科
臨床教授 笠原寿郎先生
2018年12月掲載/2022年6月更新